4月28日(月) 我孫子市消費者の会総会記念 公開講演会
総会記念講演会は、講師に佐野真理子さん(主婦連合会事務局長)をお迎えして、「健康食品のウソとホントの話」~いわゆる健康食品、
過信は禁物~と題して講演いただきました。
佐野さんのお話の要点を、栗原さんがご自身のブログに書いてくださいましたので、引用させてもらいました。
(会報2014年度5月号)
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総会記念講演から 栗原 洋子
健康食品の被害が、急増しているとのこと。
健康被害だけでなく、販売被害(高額)も多いこと。
健康被害の問題としては、
*濃縮による過剰摂取
*「一日摂取目安量」記載不備
*医薬品との誤認・・高齢者ほど病気治療に効果ありと信じている
*医薬品との飲み合わせに注意
・薬の効きが悪化・・青汁等とワーファリン、カルシュウム等と抗生物質
・薬が効きすぎる例も・・ビタミンDやカルシュウムとジギタリス、
コエンザイムQ10と糖尿病治療薬及び降圧剤、朝鮮人参等とワーファリン
*注意するべき組み合わせ
・病状の悪化・・ウコンと胆石の患者
・鉄の多い健康食品とC型慢性肝炎患者
・アロエと妊婦・授乳婦、αーリポ酸とインスリン患者
虚偽や誇大表示の違反が多い
これほど被害が急増しているのに、国の方向は規制緩和で業界寄りです。
・医師に相談すること
・商品名やメーカー名、使用歴などの記録を取っておく(なんかの時のために)
☆ 健康食品に頼るのではなく、
バランスのとれた食生活と、運動、休養が大切です。
2014年 3月18日 3:11 PM | カテゴリー:活動報告